おもしろ政見放送

Seiken都知事選の政見放送がちょっとした話題になっているそうで、私も知り合いから聞いて、YouTubeで見てみた(こちら)。

そもそも政見放送というものも全然なじみがなかったが、普通は立候補者が公約について述べて支持を訴えるための放送であるということは想像が付く。

しかし、噂の政見放送は全然そういう目的には使われていない。
極左と(自己?)紹介される彼は、自分の考えをひたすら述べるための公式な公共の電波の使い道として、政見放送を利用つまり都知事選に立候補したのだ。
(ちなみに立候補には供託金300万円が必要で、得票が少ないと没収される)

彼は内容はともかくとして話もしっかりしているし、言葉は歯切れがよいし、間(ま)もよくて聞きやすい。「スクラップ・アンド・スクラップ」などは思わずうまい!と手をついてしまった。とにかく演説なれしていることはよくわかる。
つまり彼はふざけているのではなくて、まじめに自分の主張を伝えるために、この金のかかる宣伝方法を利用しているのである。

面白いなと思っていろいろみていたら、YouTubeには15年ほど前の別の立候補者の政見放送も登録されていた(こちら)。
80歳手前くらいの老女が、やれバスの待ち時間が2時間だとか麻薬犯がどうだとか、ひたすら原稿を読みまくるのだが、これがまたひどく舌足らずで聞き取りにくい。

政見放送って昔からこのような政治思想の発表の場であったのだな、ということを勉強した。
YouTubeを探してみると実にいろいろな(おもしろ)政見放送が登録されている。

さて、本稿を書くにあたりもう一度調べなおしていて驚いたことがひとつ。
本稿に書いた二人の人物、どちらもWikipediaに詳細に解説されているのである。
そんなに著名人ではないだろうに、どこからそれだけの情報を得ているんだろうか・・・。
すげー。

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