テレビ台を作った

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テレビ台を自作してしまった。
以前使っていたローボードから切り替えだったのだが、去年末から帰省を挟んで1ヶ月以上かかって、ようやく完成。

機能上のポイントは次の3つ。

  • 天板は背が高め(50cmくらい)
  • 前面には扉はなし
  • 2段で、上の段の方が大きい

家具屋もかなり回ったのだけれどこの条件を満たすものはなく、惜しいものはあったが目が飛び出るような価格であったりで、とうとう自作を決意。

近所のアヤハディオ(ホームセンター)で材料と道具を購入。
木材のカットはお店にお願いしたので、あとは自宅でヤスリをかけたりステイン剤を塗ったりニスを塗ったりして組み立てるだけ。

この「だけ」が大変だった。
冬で乾きが悪いし両面は同時に塗れないから、ちびちびちびちびとしか進まない。
初めての工作で要領も得ず、ステイン剤とニスを合計4回~5回も重ね塗りしてしまったせいもあり、結局1ヶ月少々かかってしまった。

しかし、その分できあがりのすべすべお肌はもう最高!
毎日頬摺りしてはうっとりしている。。

材料費はほぼ木材+塗料で約2万円なり。

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四角いコンセント

四角いコンセント

以前私もブログか何かで書いたことがあるこのコンセントが、メーカー協賛企業へのお披露目に参考出品だそうで、ひそかに興奮を隠しきれないでいる。

もともとこのコンセントは、フジテレビが東京ローカルでやっていた「ニューデザインパラダイス」という番組の中で生まれたものだ。
この番組は巷に当たり前のようにあふれているモノに新しいデザインを与えようと、毎回一品、各方面の著名あるいは新進気鋭のデザイナーへ依頼し挑戦してもらうという、実に文化的に意欲的な番組だ。

出来上がるデザインが面白いのは、道具としてのアイデンティティを維持したまままったく違う姿になったとき。そういう意味で感動したのが、このコンセントだった。
作品によっては、単にデザイナーの自己満足のときもあって、そういうときは期待を裏切られたようでがっかりする。

そういえば、ありきたりのモノに新しいデザインを与えようという行為は、マウスの次を考えることにもつながるような気もする。

ところで、この番組は東京ローカルだから、出張のときにたまたま数回見ただけなのだけど(そのたまたまがコンセントだった!!)、実は作品は書籍にまとめられて販売されている。(これこれ

デザインに興味のある人はぜひごらんあれ。
絶対勉強になると思います。

私はコンセントの発売が実現することを心待ちにしよう。

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エスカレータ文化考

エスカレータでは急ぐ人のために右側を空けて並ぶ(関西では逆だが)という文化?が定着しているが、最近これが疑問に思えてきた。

きっかけは新聞の読者投稿欄にあった、60歳代の女性の「エスカレータで右側を空けなくてもいいじゃないか!混んでいれば2列で、空いていれば真ん中に立てばいいじゃないか」というコメント。

初めて読んだときは、何故わざわざそんなことを訴えるのかと意味がわからなかったのだが、脳裏に焼きついてそれからエスカレータを見るたびに考えてしまう。

そこで、理系らしく分析してみた。

20段のエスカレータがあり、30秒かけて上まで運ぶとする。各段には2人が立てる。
60秒あたりの輸送能力は80人ということになるわけだが、エスカレータは演算パイプラインのように動くから、レイテンシ(乗ってから降りるまでの時間=エスカレータをいっぱいにするまでにかかる時間)が30秒、スループット(いっぱいに乗ったときの輸送能力)は80人/60秒と、考えなければならない。

さて、400人が電車から降りてエスカレータに殺到したと考える。
80人/60秒だから、400人運ぶにはレイテンシ+輸送時間=330秒かかる計算。
最後に乗る人は乗り込むまでに300秒待たなければならない。

次に、右側を空けて乗ることを考える。
すなわち、エスカレータを2つに分けて使うことに相当するから、こう。
左エスカレータの輸送能力は40人/60秒。レイテンシは同じ30秒。
右エスカレータは人が歩いて上るので少々速くて1.5倍とすると、60人/60秒。レイテンシは20秒。

この能力で同じ400人の利用を計算しなおすと、100人/60秒になるから、240秒+レイテンシとなるが、左右のレイテンシが違うから、左の270秒と右の260秒の間の数字になるだろう。
待つ時間は最大で240秒。60秒は右を歩かせる意味くらいはある大きさだろうか。

問題はそれほど人数がいない田舎や混雑しない時間帯だ。
ここでも2つにわけて使うとすると輸送能力は上記に書いたとおりだが、実際は右エスカレータはほとんど使われないという状況が生ずる。

エスカレータをいっぱいにするより少しだけ少ない、30人の状況で考えよう。
2人/段で使用すれば、輸送時間23秒+レイテンシの53秒で済む。
右を空けないために急ぐ人が待たなければいけない時間は最大で23秒。全体の待ち時間は平均して12秒だ(輸送時間の半分)。

しかし、右をあけるために左エスカレータしか使わないとすると、輸送能力が半分になるから75秒もかかってしまう。
一方、急いでいる人はすぐに右段を使えるので待ち時間0秒にはなるが、全体の待ち時間を22秒に(そして最大では45秒に)引き上げてしまう。

こうして考えると、ほとんどいない「急ぐ人」が現れた場合の待ち時間を0にするために、全体が負担をしている構図が明らかになる。

しかし、急ぐ人が得る時間も、空ける人が譲る時間も10秒、20秒。
少しの時間に目くじら立てることもないと思うのではあるが、時間をゆっくりつかってみんなが幸せになる方法でエスカレータを使うほうが健全で建設的ではないかなぁとも思う。

もっとも、都会の朝のラッシュはすごいだろうから、こういうのはどうだろう。

朝と夕方はラッシュタイム。右側は歩いて上る、左側には止まって上る。
それ以外は通常タイム。両方に止まって上る。

だってさー、誰も歩いてないのに右をがら~~んと空けておくの、凄くアホっぽいんですよ。

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ヒートアイランドと温度税

宇宙船地球号を見ての話。

ヒートアイランドが深刻化して久しい東京で、新宿御苑が周りよりも昼間でも2度~4度、夜はクーラーが不要なほど涼しい環境を作り出していることを知った。
空からの温度測定写真でも、町中が真っ赤な中で、御苑は緑色や青色。

これをもっと広げれば東京の温度が下がって、エアコン代が削減できて、温暖化の減速にも貢献できていいと思うが、公園を増やすなんて土地不足の東京ではありえない。

だから、海から隅田川を上る風が遮られずに公園や皇居に入るようなビル配置をして東京を冷やす壮大な計画や、校庭の芝生化、デパートなどの屋上緑化、一般家庭でもベランダを植物のカーテンで覆うような試みを紹介していた。

これらの素晴らしいアイディアをより効果的に強力に広げるために、もう一歩。
都や国が温度税を導入したらどうだろう。

たとえば、ビルの屋上での温度を測定して、たとえば平均気温に対する温度差で課税する。+2度だったら2万円/㎡課税するとか。
あるいはクーラーの使用に対する税金でもいいかもしれない。28度を超えたら課税とか。
ビルのオーナーは、税金を逃れるために緑化やクーラー温度の制限をしたり、あるいは打ち水その他の方策を考案するのだ。

ヒートアイランドは明らかに人為的にできた公害である。
これをクーラーのように人間にとっての問題だけを直接つぶす(部屋の温度を下げる)ような対処をしてきたが、それは環境へ少なからぬ負荷をかけている。
一方で、その問題がおこらないように原因をつぶす方法があるのに、それは面倒とか効果がわかりにくいとかコストがかかるなどで目をつぶってきた。

しかし前者の方法では吐き出す負荷を環境で吸収しきれなくなり、人間と環境両者を考慮した方法が必要になってきた。
つまり、いまや西洋医学的な方法ではなく、漢方のような東洋医学的に環境自身の体力をつける方法をとる時期に来たということだ。

追いつけ追い越せの時代では金銭的生活水準を向上させるため環境を犠牲にして技術や経済を伸ばしてきたが、生活水準が上がり成長が鈍ってきた成熟社会においては生活の向上とは金でなく環境のことである。
こういった環境共存型技術&経済は、先進国と途上国の差別化要因になるとも思う。

狭い国でいろいろな公害を経験した日本は、この分野でこそ世界のリーダーになっていけたらな、と思う。

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Xbox360とコンセントのデザイン

まずはこれを見てもらいたい。

ニューデザインパラダイス 作品番号40 『コンセント』

この中に9つのプラグ口があって、真ん中には通電と電力量を示すLEDが搭載されている。
どこにでもあるのに個性の全く無いコンセントに対し、これほどの個性と美をもたらしたデザインに私は大変感心していた。

もし市販されれば今すぐ欲しいし、当たり前と思ってきたいろいろなものに新しいデザインがもたらされて文化が活性化する時代がくればいいと思うようになった。


一方で、昨日発売になったMicrosoftのXbox360には全く関心が無かった。

広告を見るにウリは高解像度の美しい画面のようだが、いまさらグラフィックスはゲームを新しい世代に引き上げるものではあるまい。しかもハイデフとかいう耳慣れない言葉を使っているところもがっかりしている。
# ハイデフ=Hi Definition、高解像度の意。ドットが細かくて綺麗な画面を表示できること。ただし対応するTVも必要。

次世代のゲームコンソールとしては、決してゲーム機だといわず様々なマルチメディアの基地となろうとしているSCEIのPS3や、いつも新しいゲーム業界に新しいコンセプトをもたらす任天堂のRevolutionに期待している。


ところが、この記事を読んで一気にXbox360への関心が起きた。
な、なんと、Xbox360のデザイン担当は、例のコンセントのデザイナーだったのだ。

写真で見てはいた。
初代のダサくてデカいいかにもアメリカンな箱に比べて、白いお肌と非常にすっきりしたルックスは確かにセンスの進化を感じさせる。

未だに内容にはあまり興味が無いのだが、道具には外側の使いやすさというのもとても大事だ。
氏のデザインによって、従来のゲームコンソールとは一線を画した何かがもたらされているのだとしたら、ぜひ触ってみたい。


でもなぁ、4万円?
とりあえずは店頭で試すだけにしておこう。。

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