« 新年 | トップページ | 総プラチナ »

ため口

友人のブログに的外れなコメントを送ったら、深いため息と一冊の本が返ってきた。

村上春樹 『東京奇譚集』

小説はほとんど読まないので、面倒だなと思いつつもしばらく通勤の供になることになった。

これは短編集で集中力はいらないし、また「きざな」物言いがとてもかっこよく見えて、期待以上に面白く読めている。

ふと気になったのは女の子と私が話をするシーン(「どこであれそれが見つかりそうな場所で」)。
そう言えば子供はみんなため口でしゃべる。
知り合いでもないのにため口で話しかけてくる大人には正直怒りすら覚えるが、子供に対してはそうは思わない。

その大人の不遜な態度ということもできるのだが、しかしこの差は受け取る側のものだ。
大人と子供に対して何らかの異なる期待があるのではないかと思われた。

大人は相手を敬って話すものだという社会通念?
いや、それはそうかもしれないが、つまりは自分に対して尊敬を示せという期待でもあるような気がして、結局は自分の不遜が原因ではないか。
反省。

これからは大人のため口にも寛容になれるかな。

友人が言いたかったこととは違うと思うのだけれど、新しい刺激を受けられたことに感謝している。

|

« 新年 | トップページ | 総プラチナ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

「東京奇譚集」を読んでいただきまして有難うございます。
表紙カバーの猿の絵も気に入ってもらえると嬉しいです。
本をくれたお友達にヨロシク(´・ω・`)ノENOKI

投稿: eno | 2008年1月17日 (木) 09:54

前さ、プロフェッショナル見てたらすごい納得する事言ってはったよ。
自閉症の子供と向き合っていく先生の話。

で、小学校高学年の子が低学年の子から嫌な事を言われたりされたりする事が繰り返され、高学年の子は最初は我慢するんやけど、最後は我慢できなくなって、言い返したり、手を出してしまう。

自閉症の子は感情の動きでとらえる事が苦手。そのかわり文字にしたり絵にしたり眼に入ってくる事を理解するのはすごい得意らしく、その先生はその高学年の子にわかるように黒板にこう書きました。

「小学校高学年の子は小学校低学年の未熟さを許す」

私たちは知らない間にそれを学習してやってるんだね。ただ、文字にされるとすごい納得した!
ただ、対子供の時は寛大になれても、対大人になるとその寛大な心がせばまるんやろうなぁ。
マナーはあると思うけど、どんな人にも寛大でいたいなぁ~と思った今日この頃でした!!

ゆうきさんより

投稿: niko | 2008年1月18日 (金) 09:00

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ため口:

« 新年 | トップページ | 総プラチナ »