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続、私もWinny事件を考えてみる

先日の例は飛躍しているという指摘はごもっともなので、飛躍しない例を考えてみたい。

条件は、その道具は正しい使い方があるのだが、変更なしで犯罪にも使えるもの(例えば追加のスクリプトを組んだりしない)、と考えればよいだろうか。
ソフトだとどうしても犯罪専用プログラムしか思いつかないので、他の道具で挙げてみる。

  • カメラつき携帯電話と盗撮
  • 包丁と殺人
  • 電話とオレオレ詐欺

想像力が乏しいのだろうか、あまり思い浮かばない。
またWinnyはこれらと同じと考えるには違和感がある。

何故だろう。

例をあれこれ考えてみた時に感じたのは、世の道具はその使い道は結構特定されていること。それを逸脱すればいくらでも例は思いつくが、それこそ飛躍した例になってしまうだろう。
これを逆に捉えると、Winnyの違和感は、Winnyの(法的に)正しい使い方が思い浮かばないことからきているのではないだろうかと思い至る。

でも、ほかにもP2Pソフトはいくらでもあるわけで、それらも危険性は内包しているにせよ、音楽配信でもメッセージ交換でも、使用者が正しく使うよう工夫と努力をしているものである(それでも企業では無差別に排除してたりするけど)。
その方法には、使い方の啓蒙もあるだろうし、周囲とのネゴや、あるいは制限も必要なのかもしれない。

だから、もっとも威力を発揮する使い方(Winnyの使用目的といってもいいと思う)が「匿名データ交換自由自在(だから権利無視も自由自在)」、しかも使用者を野放しというWinnyは、技術面からだけ議論すれば○だけれど、侵害幇助といわれても仕方ないのではないだろうか。

P.S.
こちらの記事に弁護士の意見がある。私の結論と近いように思う。

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