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ナゼナニの価値

ソフトバンクモバイルが携帯全機種0円で提供するという割引を発表した。

どうもよくよく見ると、電話機を割賦販売してその月次の支払いを割り引くというサービスがあって、その頭金が0円ということのようで、実際に無料で手に入るわけではないらしい。

しかし型落ちの電話機が、といっても1年くらいだが、それが0円で買えるようになって久しく、すでに当たり前と思っていることもしばしばだ。
もちろん製造にはコストがかかるから、実際は販売店が負担しているのだが、さらにその裏では携帯電話キャリア(ドコモ、KDDI、ソフトバンク)が「販売奨励金」という報奨金を出して補填していることにより、このモデルは成り立っている。

しかし、私はこのやり方、以前から反対である。
だから0円携帯は買ったことはないし、興味もない。

本来ならば携帯電話機というのは3~5万円程度するはず。
携帯電話はIT業界の中でも極めて先端をいくテクノロジーの粋の塊であるわけで、それは決して高くはない妥当な金額だ。

だが、若者をはじめ携帯電話を0円で買う(?)多くの人は、そんなことは微塵も考えない。
無料で配れるくらいだからその程度の大したことのないものだと思っているのだろうか。

それでは技術へ敬意を払わなくなってしまうだろう。

そもそも奨励金の制度は、利用料金を払っている私たちが間接的に負担しているとも言えるわけで、すぐにでも縮小していくべきだけれども、ビジネスとして成立する場合でも、教育的観点から無料はすべきでないと考える。

いろいろなモノやアソビへ金を使いたいならば、金の使い方を研究すればよい。
なんで高いのかと疑問を持ったならば、社会のしくみや科学を勉強すればよい。

「受験には」必要のない教科を無用と考えるのではなく、そういうナゼナニこそ教育なんだと思うのだけれど。

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